目次
概要~Java初心者が現場使えるJavaプログラムを理解するまでのおすすめ参考書ロードマップ~
仕事を始めてJavaに取り組むようになった方は多いのではないでしょうか。
私も実は仕事を始めて初めてJavaを知った/勉強したのですが、最初色んな言葉が出てきて大混乱。勉強が結構大変だったことを覚えています。
そんな経験があったため、最近入ってくる新人さん向けに私が10年働く間にJava初心者に何を学んでもらえばいいか考え、行き着いた結果の良質と考えている参考書10選を今回紹介します。
つまり、個人的Java初心者が現場使えるJavaプログラムを理解するまでの参考書ロードマップの紹介です。
想定読者
- 仕事を始めてJavaプログラムが必要になった人
- Javaの勉強を始めて専門用語が多過ぎて勉強に挫折しそうな人
結果
忙しい人はとりあえず結果だけご覧ください。
Java良書10選
- やさしいJava
- スッキリわかるJava入門
- スッキリわかるJava入門 実践編
- リーダブルコード
- オブジェクト指向でなぜつくるのか
- Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST
- 独習Java
- プロになるJava
- Java言語で学ぶデザインパターン入門
- Effective Java
やさしいJava
それでは紹介です。最初はやさしいJavaです。
まず最初の一冊はわかりやすさを重要視して選んでいます。なぜならJavaの特徴として、他の言語に比べわかりにくい専門用語多く、初心者にはプログラムの理解より言葉の理解の最初のハードルがまず高い事が挙げられるからです。
そのため、Javaの入門書は今となってはたくさんありますが、まずは入門書としてタイトルの通り非常にわかりやすいこの本から入るのがいいかなと思っています
スッキリわかるJava入門
次はスッキリわかるJava入門です。
Javaの入門書は1冊ではちょっと物足りないため、もう一冊入門書的な位置づけの本を入れています。
2冊を読み比べて重要なところ、1冊では理解できなったところをもう1冊で補完して、自分の理解力を高めることが重要と考えています。
Javaは1冊だけでは書ききれない重要な概念が多いため、出来れば2冊入門書を読みましょう。
スッキリわかるJava入門 実践編
次はスッキリわかるJava入門の続編、スッキリわかるJava入門 実践編です。
1歩進めて実践編が本書になります。実際に現場で使える内容となっているので、基礎を理解した上で、読み進めるといいかなと思います。
リーダブルコード
次はリーダブルコードです。
ちょっと箸休めです。
内容を知っている人は、なぜここでリーダブルコード?と思う人もいると思うのですが、私はこのタイミングがベストと思います。
プログラム初心者が読む本として位置付けされることもあると思いますが、私はJavaが分かってから読むべき(一度読んでいても再読すべき)と考えています。
自身でJavaコードをある程度書けるようになってからこの本を読むとよりリアルな気づきがあると思います。そう言えばあの時書いたあのコード、リーダブルではなかったな。など。
オブジェクト指向でなぜつくるのか
次はオブジェクト指向でなぜつくるのかです。
こちらもJavaに特化した内容ではないため箸休め第2弾です。
そもそもなぜJavaがここまで流行ったのか、オブジェクト指向はどんなに便利なのか、Javaでオブジェクト指向で作るというのはどういうことなのか理解するのに良い本と考えています。
Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST
次はWebを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてRESTです。
箸休め第3弾(最後の箸休め)です。そろそろプログラムを見ることに疲れた人向けです(^^;)
Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST
皆さんがJavaを勉強する理由は様々だと思いますが、最近はWebシステムを作るケースが多いのではないでしょうか。
そんな人向けの本になっているので、私はWeb関係ないという人は飛ばしてもらっていいのですが、Javaで「HTTP,URI,HTML,そしてREST」をプログラミングするという人はぜひ読んでおいてください。
コードが書けるだけではWebシステムは完成しません。なぜそのようなコードが必要かを理解できるようになると思います。
独習Java
箸休めが終わりまとめ編になります。
まとめ関連のおすすめは独習Java です。この本を読んで基礎の振り返りをしっかりする、自信の技術力として定着化するイメージで選んでいます。
この本は昔からある良書の扱いになるので教科書的な本になります。そのため丁寧なのですが、最初の1冊としては他の本に読み易さという点で譲りましたが、重要なポイントの抑え方、記載テーマ、サンプルコードなどがやはり入門本からは1つレベルアップしたような教科書的な良書 になっています。いつでも振り返れるよう手元に置いておきたい内容になっています。
プロになるJava
次はプロになるJavaです。
タイトルの通りですが、ここからプロになりましょう(^^)
ここまでで基礎を固める -> 実践を学ぶ -> プロになる というレベルアップを想定しています。
印象としては、実践を学ぶ -> プロになる 部分はちょっと飛躍的レベルアップなのですが、その部分は実際に自分の手を動かしてプログラミングした結果や実際やったこと読んだことをGoogle検索等で補完しながらレベルアップすることを想定しています。(ここまで読んだ読者ならそれが出来るだけのレベルアップがされていると考えています)
Java言語で学ぶデザインパターン入門
プロになったら次はデザインパターンを学びましょう。
正直プロなったところがJavaで給料をもらえるというスタートラインと思います。
つまり、ここまでのJavaプログラマーでは現場で技術力の差別化が出来ません。
そこで、オッこの人はJavaがかなり出来るなと思ってもらえるようにデザインパターンを学びましょう。
現場でこれはファクトリーデザインパターンですね。なんて、会話が出来るとJavaで自信をもって仕事をしているなと言えると思います。
Effective Java
ついに最後の1冊、10冊目です。
Effective Java です。
もはや説明はいらないくらいJavaをしっかり勉強したことがある人なら誰でも知っている名書と思います。
ただ、いきなりこの本を読んで理解できる人は少ないと思うので今回の最後の1冊として紹介する形で記載しました。
皆さんもぜひここまで読み進めてみてJavaの理解を深めてください!
まとめ
今回は、Java初心者が現場使えるJavaプログラムをプロとして理解するまでのおすすめの参考書10冊を紹介しました。
これらを理解すれば間違なく私はJavaのプロフェッショナルです。と、自信をもって仕事ができる人材になれるかなと思って選抜しているので、これからJavaを頑張ろうと思っている人がいたらぜひ参考に1冊でも読んでみてください。
本投稿が少しでも皆さんの良いJavaライフの助けになればと思います(_ _)