月別アーカイブ: 2026年2月

Mr.Children(ミスチル)おすすめ書籍

Mr.Children(ミスチル)を深く知るおすすめ本6選!30年の軌跡と歌詞の世界

デビューから30年以上、日本の音楽シーンのトップを走り続けるMr.Children(ミスチル)。ミスチルの楽曲がなぜこれほどまでに心に響くのか、その裏側にある物語や歌詞の世界観、アートワークの秘密を知ることができる「公式本」や「関連書籍」も数多く出版されています。
今回は、Mr.Childrenの軌跡をより深く知るために読んでおきたいおすすめの本6冊を紹介します。

※本を読んでライブ映像に浸るのが至福です。以下の記事でMr.Childrenライブのセットリストを全曲一覧でまとめてます※
Mr.Children映像化ライブセットリスト集


SWITCH Mr.Children 30th ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE


SWITCH Mr.Children 30th ANNIVERSARY SPECIAL ISSUE

オススメポイント

  • ☆☆☆☆☆:30周年の集大成 400ページ超の圧倒的ボリューム!4人のロングインタビューはファン必読です♪
  • ☆☆☆☆☆:永久保存版 最新の撮り下ろしフォトから過去ের特集アーカイブまで、これ一冊で30年を総括できます!

デビュー30周年を記念した雑誌『SWITCH』の特別編集号。メンバー4人がそれぞれの30年を語り尽くしたインタビューは圧巻の一言。結成当時の情熱から、コロナ禍での苦悩、そして未来への決意まで、飾らない言葉で語られるエピソードは深く心に響きます。ディスコグラフィーも充実しており、ファンとしての感謝とバンドの進化を感じられる一冊です。

歌々の棲家 named Mr.Children


歌々の棲家 named Mr.Children

オススメポイント

  • ☆☆☆☆☆:最接近ドキュメント デビュー前から彼らを知る音楽ライター・森田恭子氏だから書ける、メンバーの素顔と本音が満載♪
  • ☆☆☆☆:私的な記録 単なるインタビュー集ではなく、著者の視点を通した「物語」として読むことで、楽曲への愛着がさらに深まります!

音楽ライター森田恭子氏が、約30年間にわたり追い続けてきたMr.Childrenの記録。『PATi・PATi』や『BREaTH』時代の貴重なインタビューに加え、当時の生々しい空気感が綴られています。バンドの成長とともに歩んできた著者の視点は、まさに「最も近い目撃者」。公式のヒストリーブックとはまた違った、個人的でありながら普遍的な感動を呼ぶドキュメンタリーです。

Mr.Children 道標の歌


Mr.Children 道標の歌

オススメポイント

  • ☆☆☆☆☆:名曲の舞台裏 代表曲が誕生した瞬間の葛藤やドラマが克明に綴られていて、曲の聴こえ方が変わります♪
  • ☆☆☆☆:メンバーの証言 四半世紀以上にわたる取材の蓄積と最新の証言から、国民的バンドの真髄に迫ります!

音楽ジャーナリスト・小貫信昭氏による渾身の一冊。単なる評伝にとどまらず、楽曲が生まれた時代の空気感やメンバーの心境の変化が、温かい視点を通して浮き彫りにされています。「innocent world」や「Tomorrow never knows」など、名曲の裏にある真実を知った後には、必ずまたミスチルの楽曲を最初から聴き直したくなるはずです。

Your Song


Your Song

オススメポイント

  • ☆☆☆☆☆:全歌詞網羅 『重力と呼吸』までの約150曲を網羅。ハードカバーの重厚な装丁はまさに一生モノのバイブルです♪
  • ☆☆☆☆:言葉の力 メロディなしで歌詞を追うことで、Mr.Childrenが届けてきた普遍的なメッセージを再確認できます!

デビューから2018年までの全楽曲の歌詞を収録した、Mr.Children初の公式全曲詩集。音楽と共に歩んできたリスナーそれぞれの人生の記憶を鮮やかに呼び覚ます、膨大な言葉の海。日本のポップミュージックを象徴する、言葉の記録としての資料価値も非常に高い、ファン必携のアイテムです。

SWITCH Vol.35 No.6 THE ARTWORKS OF Mr.Children


SWITCH Vol.35 No.6 THE ARTWORKS OF Mr.Children

オススメポイント

  • ☆☆☆☆☆:視覚的な音楽体験 全シングル・アルバムのジャケ写を総力特集!アートワークの変遷からバンドの意図が見えてきます♪
  • ☆☆☆☆:制作秘話 歴代アートディレクターたちによる対談が貴重。デザインの裏側にある「ミスチル美学」に迫ります!

デビューから25周年(2017年時)までのビジュアル面を総括した特集号。信藤三雄、丹下紘希、森本千絵、柿本ケンサクら名だたる演出家たちが、音楽をどのように「視覚的な形」へと変換してきたかを紐解きます。176ページにわたる「見る音楽」の決定版です。

Mr.Children詩集「優しい歌」


Mr.Children詩集「優しい歌」

オススメポイント

  • ☆☆☆☆☆:心のサプリメント 桜井さんが紡いだ32編の詩を厳選。静かな夜に一文字ずつ噛み締めたい、優しさに満ちた言葉たち♪
  • ☆☆☆☆:初心に帰る 若き日の情熱や素朴な祈りが込められており、改めてミスチルの原点にある誠実さに触れられます!

2001年に刊行された詩集。歌として聴く時とはまた異なる響きを持って、文字として心に深く浸透してきます。夢を追う前向きさや、日常の機微を射抜くような鋭くも優しい視点が際立っており、歌詞に込められた「祈り」を静かに受け取りたい方に最適なマスターピースです。

紙の本として手に取ってゆっくりじっくり詩に浸りたい1冊になっています。


まとめ:本を通して「Mr.Children」という物語に出会う旅へ

今回ご紹介した6冊は、すべて異なる角度からMr.Childrenというバンドの深淵に触れることができる貴重な記録です。

  • 30周年の軌跡を俯瞰するなら → 『SWITCH 30th ANNIVERSARY』
  • メンバーの素顔と本音に迫るなら → 『歌々の棲家』『道標の歌』
  • 歌詞の言葉を深く味わうなら → 『Your Song』『優しい歌』
  • 視覚的なこだわりを楽しむなら → 『SWITCH ARTWORKS』
    楽曲を聴くだけでももちろん素晴らしいですが、これらの本を通してミスチルの歩んできた道のりや、作品に込められた想いを知ることで、聴き慣れた名曲がまた違った響きを持って聴こえてくるはずです。
    ぜひ、気になった一冊を手に取り、Mr.Childrenという終わりなき旅に出かけてみてください!!

【AWS SAM×Bedrock】社内用セキュア生成AIチャットAPIの構築

はじめに

業務で生成AI(Amazon Bedrock)を活用したいけれど、「APIキーを直接開発者に配りたくない」「利用状況をログに残して管理したい」「特定のモデルだけを使わせたい」といった悩みはありませんか?
Bedrockを直接クライアントから叩くのではなく、API GatewayとLambdaを経由させる「プロキシAPI」を構築することで、これらのガバナンスやセキュリティの課題を解決できます。

今回は、AWS SAM (Serverless Application Model) を使って、この構成を最速・最小構成で構築する方法を紹介します。

以前の記事「AWS SAMを使って最もシンプルにLambda × APIGatewayのWebAPIを構築する」の応用編になりますので、SAMの基礎を知りたい方はそちらも合わせてご覧ください。

アーキテクチャ構成

作るものは非常にシンプルです。

User/App -> API Gateway -> Lambda -> Amazon Bedrock (Claude 3)

  • API Gateway: エンドポイントの公開、認証(将来的な拡張)
  • Lambda: リクエストの整形、Bedrockへのアクセス、ログ出力
  • Bedrock: 生成AIモデル (今回は Claude 3 Sonnet を使用)

IAMロールの権限管理により、LambdaだけがBedrockにアクセスできるようにするため、非常にセキュアです。

事前準備

  • AWS CLI と SAM CLI がインストールされていること
  • Amazon Bedrock のコンソールで、Claude 3 Sonnet のモデルアクセス許可が有効になっていること(これ重要です!有効化していないとエラーになります)

参考書籍

本記事の執筆にあたり、またはBedrock/SAMを深く学ぶために、2026年時点で最新の以下の書籍がおすすめです。特に『深掘りガイド』シリーズは実務で非常に役立ちます。

  • Amazon Bedrock 生成AIアプリ開発入門 [AWS深掘りガイド]
    • Bedrockの基本からRAG、エージェントまで網羅された決定版。
  • AIエージェント開発/運用入門 [生成AI深掘りガイド]
    • LangGraphやBedrockを使った自律型エージェントの開発・運用(LLMOps)に特化した一冊。2025年の「AIエージェント元年」を象徴する良書。
  • TECHNICAL MASTER はじめてのAWSモダンアプリ開発入門
    • AWS Amplify Gen2とBedrockを組み合わせた最先端のモダンアプリ開発手法が学べます。

ディレクトリ構成

今回は既存のテンプレートを使わず、ゼロから作ります。最終的に以下の構成になります。

bedrock-sam-chat
│  template.yaml
└─hello_world
      app.py

実装ステップ

1. SAMテンプレート (template.yaml)

まずはインフラ定義です。
たったこれだけの記述で、API Gateway、Lambda関数、IAMロール(Bedrockへのフルアクセス権限付き)が作成されます。

AWSTemplateFormatVersion: '2010-09-09'
Transform: AWS::Serverless-2016-10-31
Description: >
  Secure GenAI Chat API with Bedrock & SAM

Resources:
  ChatFunction:
    Type: AWS::Serverless::Function
    Properties:
      CodeUri: hello_world/
      Handler: app.lambda_handler
      Runtime: python3.9
      Architectures:
        - x86_64
      Timeout: 120 # 生成AIはレスポンスに時間がかかる場合があるため長めに設定
      Policies:
        - AmazonBedrockFullAccess # 最小権限にする場合は絞ってください
      Events:
        ChatApi:
          Type: Api
          Properties:
            Path: /chat
            Method: post

Outputs:
  ChatApi:
    Description: "API Gateway endpoint URL for Prod stage for Chat function"
    Value: !Sub "https://${ServerlessRestApi}.execute-api.${AWS::Region}.amazonaws.com/Prod/chat/"

ポイント:

  • Timeout: 120: デフォルトの3秒だと、生成AIの回答待ちでタイムアウトする可能性が高いため、長めに設定しています。
  • Policies: - AmazonBedrockFullAccess: LambdaにBedrockへのアクセス権限を付与しています。

2. Lambdaコード (hello_world/app.py)

次にアプリケーションロジックです。Pythonの boto3 を使ってBedrockを呼び出します。

import json
import boto3
import os

# クライアントの初期化はハンドラの外で行う(再利用のため)
bedrock = boto3.client('bedrock-runtime')

def lambda_handler(event, context):
    try:
        # リクエストボディからプロンプトを取得
        body = json.loads(event.get('body', '{}'))
        prompt = body.get('prompt', 'Hello')

        # 使用するモデルID (Claude 3 Sonnet)
        model_id = "anthropic.claude-3-sonnet-20240229-v1:0"

        # Bedrockへのリクエストペイロード作成
        # Claude 3向けのフォーマット (Messages API)
        request_body = json.dumps({
            "anthropic_version": "bedrock-2023-05-31",
            "max_tokens": 1000,
            "messages": [
                {
                    "role": "user",
                    "content": [{"type": "text", "text": prompt}]
                }
            ]
        })

        # Bedrock呼び出し
        response = bedrock.invoke_model(
            modelId=model_id,
            body=request_body
        )

        # レスポンスの解析
        response_body = json.loads(response.get('body').read())
        content = response_body.get('content')[0].get('text')

        return {
            "statusCode": 200,
            "body": json.dumps({
                "message": content
            }),
            "headers": {
                "Content-Type": "application/json"
            }
        }
    except Exception as e:
        print(f"Error: {str(e)}")
        return {
            "statusCode": 500,
            "body": json.dumps({
                "error": str(e)
            })
        }

デプロイと動作確認

デプロイ

プロジェクトのルートディレクトリで以下のコマンドを実行します。

sam build
sam deploy --guided

対話形式でスタック名などを聞かれますが、基本はデフォルト(Enter連打)でOKです。
デプロイが完了すると、Outputs セクションにAPIのURLが表示されます。

動作確認

curl コマンドでAPIを叩いてみましょう。

curl -X POST https://xxxxxxxxxx.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/Prod/chat/ \
     -H "Content-Type: application/json" \
     -d '{"prompt": "AWS SAMについて3行で教えて"}'

実行結果(例)

{"message": "AWS SAMは、サーバーレスアプリケーション構築のためのオープンソースフレームワークです。\nCloudFormationを拡張したシンプルな構文でリソースを定義できます。\nLambda、API Gateway、DynamoDBなどを簡単にデプロイ・管理できます。"}

無事、Claude 3からの回答が返ってくれば成功です!

さらなる拡張アイデア

この構成をベースに、以下のような機能を付け足していくと、立派な社内AIプラットフォームになります。

  1. VPCエンドポイント (PrivateLink): 以前の記事「AWS BedrockでVPCエンドポイント...」と組み合わせることで、社内ネットワークから閉域網でアクセス可能にできます。
  2. ログ保存: Lambda内でプロンプトと回答をDynamoDBやS3に保存すれば、誰がどんな使い方をしているか監査できます。
  3. ストリーミングレスポンス: 今回は簡易化のため待ち受け型(一括返信)にしましたが、LambdaのResponse Streamingを使えば、ChatGPTのように文字が少しずつ表示されるUIも実現可能です。

まとめ

AWS SAMを使えば、Bedrockを利用したチャットAPIがあっという間に構築できます。
まずはこの最小構成から始めて、プロジェクトの要件に合わせて育てていってみてください。
Happy Serverless Life!

Java Spring/SpringBoot習得向けおすすめ本

Java新人エンジニア必読!Spring/SpringBoot習得向けおすすめ参考書ロードマップ

Javaの市場需要と若手エンジニアのキャリア戦略

Javaはプログラミング言語の中で最も長い歴史を持ち、2026年現在でも企業システムの中核を担っています。Python、GoLang、Rust といった新言語が台頭する中でも、既存のエンタープライズシステムの運用・保守・改善業務において、Javaのスキルは今後も高い市場価値を維持されると予想されます。

特に若手エンジニアにとって、Java と Spring/Spring Boot の習得は以下のメリットがあります:

  • 求人数が多い:大手IT企業、金融機関、製造業など、あらゆる業界で Javaエンジニアの需要は依然として高い
  • 年収が高い傾向:エンタープライズシステム開発の経験は給与交渉時に有利に働く
  • キャリアパスが豊富:バックエンド開発、クラウドアーキテクチャ、マイクロサービス設計など、幅広い領域へ展開可能
  • モダンな開発手法の学習:Spring Boot は最新のクラウドネイティブ開発、コンテナ化(Docker・Kubernetes)と親和性が高く、次世代技術へのステップとなる

Java21・Spring 6時代のトレンドと参考書の重要性

2023年9月にリリースされた Java 21 は LTS(Long-Term Support)バージョンであり、以下のような革新的な機能が導入されました:

  • 仮想スレッド(Virtual Threads):スケーラビリティの大幅向上
  • レコードと switch 式の拡張:簡潔で読みやすいコード記述
  • テキストブロック(Text Blocks):SQL、JSON の記述がシンプルに

Spring 6 は Java 17 以上をサポートし、GraalVM ネイティブコンパイル対応、AOT(Ahead-of-Time)コンパイル対応など、次世代クラウド環境への適応が加速しています。

しかし、こうした最新トレンドの一方で、基礎を理解することは依然として不可欠です。本ロードマップで紹介する参考書は、モダンな Javaエコシステムの土台となる知識を、体系的かつ実践的に習得するために厳選されたものです。

このロードマップが対象とする読者

このロードマップは以下のような若手エンジニアを想定しています:

  • 新卒・既卒で IT企業に就職し、いきなり「Javaを学べ」と言われている人
  • Python や JavaScript の経験はあるが、Java は初めての人
  • Spring / Spring Boot を使ったシステム開発に携わることになり、体系的に学びたい人
  • エンタープライズシステムの開発現場で、プロフェッショナルとして活躍したい人

参考書を通じた段階的スキル習得の方針

単なる言語機能の習得ではなく、以下の3つのフェーズを経て、実務で即戦力となるレベルを目指します:

  1. 基礎フェーズ:Java の基本構文、オブジェクト指向の理解
  2. 実践フェーズ:デザインパターン、コード品質、Web 技術の理解
  3. 応用フェーズ:Spring / Spring Boot、設計思想(DDD)の習得

本記事では、10年以上のエンタープライズシステム開発経験を持つ筆者が、この3つのフェーズを通じて習得すべき良質な参考書を厳選し、各書籍の学習ポイントを詳しく解説します。

本文の構成

本文では、結果で紹介する書籍を1冊ずつ詳しく解説しています。構成は以下の通りです:

Springの3冊を最初に学習

まずプロになるためのSpring入門Spring徹底入門Spring Boot 3 プログラミング入門の3冊を紹介します。JavaでSpringを本格的に使うために必要な知識が詰まっており、DIコンテナの理解やフレームワークの使い方を学べます。

Java基礎から応用までの8冊

その後、やさしいJava からスタートして、入門書2冊で基礎を固め、プロになるJavaでレベルアップ。デザインパターンリーダブルコードオブジェクト指向など、実務で必要な知識を段階的に学んでいきます。最後にWebを支える技術で、Webシステム開発に必要な基礎知識を習得します。

番外編:ドメイン駆動設計の3冊

最後に、良い設計を目指す人向けに、ドメイン駆動設計入門から始まり、エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計実践ドメイン駆動設計へとステップアップする3冊を紹介します。

想定読者

  • 仕事を始めていきなり「とりあえずJava出来るようになって」と言われた人
  • JavaをSpringまで理解したい人

結果

いきなり結果です。
忙しい人はとりあえず結果だけご覧ください。

Spring良書

  1. プロになるためのSpring入門
  2. Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発
  3. Spring Boot 3 プログラミング入門

Java良書8選

  1. やさしいJava
  2. スッキリわかるJava入門
  3. スッキリわかるJava入門 実践編
  4. プロになるJava
  5. Java言語で学ぶデザインパターン入門
  6. リーダブルコード
  7. オブジェクト指向でなぜつくるのか
  8. Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST

番外編:ドメイン駆動設計良書3選

  1. ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本
  2. エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計
  3. 実践ドメイン駆動設計

それではここから1冊ずつ紹介です。

プロになるためのSpring入門

最初はプロになるためのSpring入門です。

プロになるためのSpring入門

Springを学ぶ最初の一冊がこれです。
Springを理解する上で最も重要なDIコンテナについて、実装はもちろん概念/理解する上でのイメージ図を含めて詳しく書かれているところが、プロを名乗るだけのことはある良本だと思えました。
JavaからSpringにそのまま学習を進めるのに最適な一冊で、同等の知識レベルで書かれています。

Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発

次はSpring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発です。

Spring徹底入門 Spring FrameworkによるJavaアプリケーション開発

数あるフレームワークの中でも、Javaで本格的なシステム開発をする際に必ず言っていいほど出てくるフレームワーク(その後、ほぼ採用されるフレームワーク)がSpring Frameworkです。具体的なシェアは把握していませんが、私が経験したプロジェクトではほぼ使用されていました。そのSpring Frameworkを初めて学ぶ方におすすめの入門書がこの一冊です。
この本は、初心者から中級者までを対象に、Spring Frameworkの基本から応用までをわかりやすく解説しています。多くの開発者に支持され、Springを学ぶ際に手に取るべき書籍とされています。その人気の証として、2024年5月には待望の第2版が発売されました。
最新の情報とともにさらに充実した内容で、Spring Frameworkの理解を深め、読者のスキルアップに貢献する一冊となると思います。
今やSpring Frameworkを扱う場合、必ず購入する本になっているのではないでしょうか。

Spring Boot 3 プログラミング入門

いよいよJava10冊のラストはSpring Boot 3 プログラミング入門です。

Spring Boot 3 プログラミング入門

クラウド開発がデファクトスタンダードになっている今では、SpringからSpring Bootという選択肢が増えていると思います。
Spring Bootに特化している参考書がまだまだ少ないのでこの本だけでは足りない部分もありますが、Spring Bootの入門書としての位置付けではこの本がマストと考えています。
人気書籍だったSpring Boot 2プログラミング入門の改訂版で、2023年2月27日発売のJDK17、Spring 6対応です。

やさしいJava

ここからはSpringを学ぶ前にJavaを基礎から学びたい人のための本の紹介です。最初はやさしいJavaです。

やさしいJava

Javaの入門書は今となっては多すぎるほどあるのですが、まずは入門書としてタイトルの通り非常にわかりやすいこの本から入るのがいいかなと思っています。
Javaの特徴として、プログラムの理解もありますが、他の言語に比べわかりにくい専門用語多く、初心者には最初のハードルがまず高い事が挙げられると思っています。
そのあたりをうまく説明して導入時の挫折が避けられるのが、この1冊からスタートすることかなと思って選出しています.

スッキリわかるJava入門

次はスッキリわかるJava入門です。

スッキリわかるJava入門

私の経験からですが、プログラミングの入門書は1冊では足りないと思っています。
理由としては、入門書だけで書ききれない重要なことが多く1冊では網羅できないこと。専門用語の解説がわかりやすい表記ではあるのですが、自分の中ですっきり理解できるかはその人の今までの経験によるところがあるからです。
そのため、入門書の位置付けで2冊目の紹介です。
2冊を読み比べて本当に重要なところ、わかりにくい概念の表現方法を比較して自分の理解力を高めることが重要と考えています。
人気シリーズのため最近実践編とともに第4版が発売されました。

スッキリわかるJava入門 実践編

次はスッキリわかるJava入門 実践編です。
タイトルの通りですが、スッキリわかるJava入門の続編です。

スッキリわかるJava入門 実践編

やさしいJavaと入門編でじっくり基礎を固めた後に実践編に入る流れで読み進めるといいかなと思います。

プロになるJava

次はプロになるJavaです。
タイトルの通りですが、ここからプロになりましょう(^^)

プロになるJava

ここまでで基礎を固める -> 実践を学ぶ -> プロになる というレベルアップを想定しています。
印象としては、実践を学ぶ -> プロになる 部分はちょっと飛躍的レベルアップなのですが、その部分は実際に自分の手を動かしてプログラミングした結果や実際やったこと読んだことをGoogle検索等で補完しながらレベルアップすることを想定しています。(ここまで読んだ読者ならそれが出来るだけのレベルアップがされていると考えています)

この本は、ITエンジニア本大賞2023 技術書部門ベスト10にも選ばれました。(Java関連の本で2023年のベスト10に選ばられるのは非常に凄い事だと思っています)これでJavaを仕事にする人は、必ず読んだ方が良い本になったのではないでしょうか。

Java言語で学ぶデザインパターン入門

プロになったら次はデザインパターンを学びましょう。

Java言語で学ぶデザインパターン入門

正直プロなったところがJavaで給料をもらえるというスタートラインと思います。
つまり、ここまでのJavaプログラマーでは現場で技術力の差別化が出来ません。
そこで、オッこの人はJavaがかなり出来るなと思ってもらえるようにデザインパターンを学びましょう。
現場でこれはGoFのAdapterのデザインパターンですね。なんて、会話が出来るとJavaで自信をもって仕事をしているなと言えると思います。
本書は、2001年に発売されて以来、増補改訂され2021年に発売されたものです。
実際のコードが記載されているのはもちろんのこと、デザインパターンの概念や用途を直感的に理解できるように書かれています。また、デザインパターンの使い方だけでなく、パターンを使わない場合の問題点や欠点、パフォーマンスについても考慮された説明がなされているため、より実践的な学びを得ることができます。
Javaのスペシャリストとして学んでおくべき1冊になっています。

リーダブルコード

次はリーダブルコードです。
Javaを十分学んできたので、ちょっと箸休めです。

リーダブルコード

内容を知っている人は、なぜここでリーダブルコード?と思う人もいると思うのですが、私はこのタイミングがベストと思います。
プログラム初心者が読む本として位置付けされることもあると思いますが、私はJavaが分かってから読むべき(一度読んでいても再読すべき)と考えています。
自身でJavaコードをある程度書けるようになってからこの本を読むとよりリアルな気づきがあると思います。そう言えばあの時書いたあのコード、リーダブルではなかったな。など。
コメントの書き方、関数やメソッドの命名方法、制御フローのシンプル化、適切なフォーマットなどが書かれており、これらのテクニックやスタイルを使うことで、コードの読みやすさが向上し、保守性や拡張性が高まるコードが書けます。
仕事でJavaを書く場合1人で完結しないことが多いです。何人かのチームでJavaを書くときに読みやすいコードを書くことはチームでの開発において非常に重要です。チームで開発を行う場合、コードの読みやすさはコミュニケーションコストを減らし、コードの品質を向上させるために不可欠です。ぜひ1度読んで、プロフェッショナルとして読みやすいコードが書けるように意識してみてください。
ちなみにこの本は少し古いですが、ITエンジニア本大賞2014 技術書部門大賞の本です。

オブジェクト指向でなぜつくるのか

次はオブジェクト指向でなぜつくるのかです。
こちらもJavaに特化した内容ではないため箸休め第2弾です。

オブジェクト指向でなぜつくるのか

そもそもなぜJavaがここまで流行ったのか、オブジェクト指向はどんなに便利なのか、Javaでオブジェクト指向で作るというのはどういうことなのか理解するのに良い本と考えています。

Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST

次はWebを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてRESTです。
箸休め第3弾(最後の箸休め)です。そろそろプログラムを見ることに疲れた人向けです(^^;)

Webを支える技術 ―― HTTP,URI,HTML,そしてREST

皆さんがJavaを勉強する理由は様々だと思いますが、最近はWebシステムを作るケースが多いのではないでしょうか。
そんな人向けの本になっているので、私はWeb関係ないという人は飛ばしてもらっていいのですが、Javaで「HTTP,URI,HTML,そしてREST」をプログラミングするという人はぜひ読んでおいてください。
コードが書けるだけではWebシステムは完成しません。なぜそのようなコードが必要かを理解できるようになると思います。

番外編:ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

ここからは番外編になります。
まずはドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本です。
良いプログラムは良い設計の上に成り立ちます。
良いプログラムでも設計がいまいちであればそのシステムは扱いにくいものになるでしょう。

では、良い設計とは何か?
私の中での1つの答えはドメイン駆動設計と思っています。
ここからは設計というさらに上を目指す意識高い系の皆さん向けの番外編になります。

ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる!ドメイン駆動設計の基本

まずはドメイン駆動設計の入門書という位置づけのこの本を選びました。
最終的なゴールは最後に紹介する実践ドメイン駆動設計になるのですが、実践ドメイン駆動設計をいきなり読んで挫折なく読み切れる人はなかなかいないでしょう。(私も一度挫折しました。。。)
そのため、まずはこの本を入門書として位置付けています。

番外編:エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

次はエリック・エヴァンスのドメイン駆動設計です。

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

一応、この本を間に挟む順番としました。
この本がなくても実践ドメイン駆動設計を理解できそうという人は直接実践ドメイン駆動設計を読んでもいいのですが、この本を挟んだ方が理解しやすいだろうなぁと思いラインナップに入れています。

番外編:実践ドメイン駆動設計

いよいよ最後実践ドメイン駆動設計です。

実践ドメイン駆動設計

この本の紹介はもはや何もいらないでしょう。
というぐらいドメイン駆動設計と言えば、この本という本になっています。
ただ、前述した通りいきなりこの本を読んで理解できる人は少ないと思うので今回は3冊を紹介する形で記載しました。

まとめ

今回は、Java初心者がSpring/Springbootを使えるようになるまでの10冊とドメイン駆動設計の3冊を紹介しました。
これらを理解すれば間違なく私はJavaのプロフェッショナルです。と、自信をもって仕事ができる人材になれるかなと思って選抜しているので、これからJavaを頑張ろうと思っている人がいたらぜひ参考に1冊でも読んでみてください。

おまけ

Javaの開発環境と言えばEclipseです。
最近はVSCodeも人気になっているのでEclipseのオススメ本が少なくなってきた印象です。
ただこの本は、この1冊読んでおけば困らない。という内容になっているのでまさにパーフェクトガイドだと思います。


JavaエンジニアのためのEclipse パーフェクトガイド

本投稿が少しでも皆さんの良いJavaライフの助けになればと思います( )